日本はもとより、世界中に、プロヴァンスの知名度を広めることに大きく貢献したイギリス人作家、ピーター・メイル。「南仏プロヴァンスの12か月」のベストセラー本を出版後、15冊以上の著作をプロバンスの地で書いた彼が住んでいたという村が、プロバンスのリュベロン (Luberon) 地方にある、メネルブ(Ménerbes)です。
ピーター・メイルが住んだ世界を見てみようということで、この村の近辺に4泊することに。Booking.com で見つけたゲストハウスに滞在しました。
ホテルではなく、ゲストハウスというカテゴリーながら、5つ星を獲得している、メゾン・バルトゥリ(Maison Bertuli、https://www.holidayprovence84.com/)
オーナーは、70代前半のドイツ人(元医者)、奥様は、60代前半のフランス人(オペラ歌手、作家、複数の肩書をお持ち!ヘブライ語もおできになるそうな!)。大変素晴らしい方達で、貴重な話をたくさんシェアして下さいました。空港で、レンタカー借りるのに失敗した私達の代わりに、手配して下さったのも、このオーナーさんです。(本当に素晴らしいご夫妻だったので、Part 3で、色々書いてみたいと思います。)
チェックインを済ませた後、ピーター・メイルが住んでいた、メネルブ村に、夕食しに行きました。
ワインカフェバー、Cafe Du Progresでのカジュアルディナー。立ち飲みしている人も多いので、ここだけは、とても賑やかでした。
次の日からは、ラベンダー畑の中を、ドライブしながら、他の美しい村々を訪れ、そして、ゲストハウスのオーナーにもすすめられた、セナンク修道院のラベンダーを観に行ったり。
12世紀からの歴史があるセナンク修道院のラベンダーは大変有名です。修道院の歴史を調べてみると、美しさとは裏腹に、修道士の絞首刑など、血なまぐさい歴史も刻まれているようですが💦
セナンク修道院の歴史はこちら。セナンク修道院 ウィキペディア
これまた、ゲストハウスオーナーが、絶対おすすめ!と言っていた、ルールマラン村(Loumarin)の金曜マーケットへ。
ルールマラン村は、ピーター・メイルが、終の棲家として、最後に選んだ場所。
ベストセラー作家として大成功を収め、ハリウッド俳優並みの有名人になってから、プライバシーがない生活に疲弊してしまい、一時期は、アメリカに移住していたそうですが、最後に選んだのが、このルールマラン村。
日本人女性が経営する、センスのよい雑貨屋「la colline」では、Tokyo、Aoyama の香りのキャンドルも売っていました。オーナーの方は、この村に、15年お住まいだそうです。
Loumarin村、明るく洗練され、大変チャーミングな村で、夫も大変気に入り、まだ予約していなかった、旅の最後の2泊は、こちらの村で滞在することに決定♪
もうひとつ有名な村が、ゴルド(Gordes)。
リュベロン地方でも、最も訪問者が多い村の1つで、フランスの最も美しい村に選ばれていて、2006年にアメリカで映画化された、ピーター・メイルの「プロヴァンスの贈りもの」の撮影地ともなった村としても有名です。
夏場は、駐車するのも大変なくらい人気があるため、この写真を撮るのがやっと💦
他にも、素敵な場所を訪れましたが、いつかまた時間があったら、ブログでシェアしてみたいと思います。